不動産の買取を考えている方で、擁壁工事が必要となる物件を目にする機会があるでしょう。
どのような構造なのか、ほかの物件と違って売れにくい傾向にある理由は理解しておくべきです。
今回は擁壁とはなにか、ほかの物件と比べて売りにくい理由と売却を成功させる方法を開設します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大阪の売買マンション一覧へ進む
擁壁の不動産とはどのようなものか
傾斜地や高低差のある場所は建物の荷重や圧力で地盤崩壊し、建物が倒壊する恐れがあります。
擁壁とは傾斜地・高低差のある場所に建物を建てるときに、斜面の土地を留めるようにする構造物です。
鉄筋コンクリートが多く使われており、そのほかの素材として石積みやコンクリートブロックもあるでしょう。
がけ条例が定められているエリアでは、擁壁がない場合、外壁を斜面地から一定の距離で離さなければ建物が建てられません。
構造物の高さや面積、周辺の道路状況によって、費用は大きく左右されます。
3mタイプで1㎡あたり7万円で、構造物本体の価格にくわえて工事費がかかり、数百万円の費用が必要です。
緊急を要する工事であれば助成金や補助金が助成されるケースも少なくないです。
▼この記事も読まれています
不動産を売却したときに青色申告する方法と注意点
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大阪の売買マンション一覧へ進む
擁壁の不動産が売却しにくい理由とは
見た目では問題がないように見えても、地震や大雨などの自然災害で変形や崩壊する可能性がある危険な擁壁があります。
もし、安全性が確認できなければ、建物を管理するうえで大きな責任とリスクを負うため、売却できなかったり、価格が下がったりする可能性があります。
また、構造物に問題がある場合は構造物の造り直しや特殊工事が必要です。
建物を立てる計画が直近になくても、経年劣化により建物は古くなりますから、いずれは建て替えする必要があるでしょう。
売却価格は本来の価格から将来おこなわれる工事費用を引いた分が反映されます。
不動産としての資産価値が低かったり、工事費用が高かったりすると売却価格がマイナスとなってしまい、売れない可能性が上がります。
▼この記事も読まれています
不動産の売却における念書の必要性と作成ポイントをご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大阪の売買マンション一覧へ進む
擁壁のある不動産を売却する方法とは
不動産売却する際は安全性に問題がないのを保証するために、自治体の建築指導事務所あるいは担当課で点検済みかどうかを調べるべきです。
建築基準法にて、高さが2mを超える擁壁を造る際は工作物確認の申請手続きが必要ですから、申請が通っていれば安全であると判断材料になるでしょう。
ひび割れや変形がある場合、補修・補強工事してから売りに出すのをおすすめします。
工事をしていれば買主の不安がなくなるのにくわえて、売主として物件を管理しているアピールにもつながります。
もし、仲介売却が難しいときは買取専門の不動産会社へ買取してもらうのも1つの方法です。
売却を諦めていた物件でも高値で買い取れた事例もありますから、おすすめです。
▼この記事も読まれています
葬儀場近くの不動産は売却しづらい?嫌悪施設と売却ポイントについてご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大阪の売買マンション一覧へ進む
まとめ
擁壁とは傾斜地・高低差のある場所に建物を建てるときに、斜面の土地を留めるようにする構造物を示します。
売却しにくい理由として、自然災害でひび割れや変形する場合があり、建物を管理するうえで大きな責任とリスクを負うのがあげられます。
もし、ひび割れや変形があるときは売却前に補修・補強工事をしてください。
大阪で不動産売却するならエイブル箕面店(フォーラス&カンパニー)がサポートいたします。
売却をご検討中でしたら、ぜひご相談ください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大阪の売買マンション一覧へ進む
株式会社フォーラス&カンパニー スタッフブログ編集部
大阪で不動産購入・売却・リノベーションをご検討のお客様は、エイブル箕面店(フォーラス&カンパニー)までお問合せ下さい。ブログでは不動産売却・購入、周辺環境など様々な記事をご提供します。