マンションやアパートが狭いのは仕方がないと分かってはいても、圧迫感があってどうしてもくつろげない、という方もいらっしゃることでしょう。
実は、カラーコーディネートや家具選びなど、工夫次第で実際の面積より広く感じさせることができます。
今回はマンションの部屋をより広く見せるコツをご紹介します。
マンションの部屋を広く見せるためのカラーコーディネート
部屋を広く見せる方法のひとつは、色使いによる視覚効果を利用する、つまりカラーコーディネートすることです。
ブラウン系や暗い色よりも、白を基調とした明るい色でまとめたほうが、部屋は広く感じられます。
壁紙は変えられないとしても、ソファや机など大型の家具を明るい色で統一してみましょう。
全てを、白一色にする必要はありません。
白に淡いブルーやベージュをあわせることで、おしゃれな明るさをアレンジでき、開放的な空間となります。
大型の家具を明るい色でまとめたなかに、紺やピンクなど差し色の小物を配置するとアクセントになり、よりおしゃれに見えます。
床の見せ方でマンションの部屋も広くなる
カラーコーディネート以外に部屋を広く見せるコツは、なるべく床面が見えるようにすることです。
家具が置かれていても、床が見えれば開放感を与えます。
一番いいのは、そもそも家具を置き過ぎないということです。
とはいえ、暮らしているとついつい物は増えてしまうもの。
そんな時は、床に接する家具の足に着目してみましょう。
通常、ソファや棚を置くと、その部分の床は見えません。
しかし、このように場所をとる家具を脚付きのものや床への接地面が狭いものにすると、床が目に入るため、部屋は広く見えるのです。
さらに、家具の配置によってもかなり違ってきます。
高さのある家具は入口側に、背の低い家具は部屋の奥に配置すると、遠近効果で広く感じられます。
どちらにしろ、床面がひとつのまとまりのような形で見えるのが理想です。
反対に、小さな島のような床面がちょこちょこと見える配置は、部屋をより狭く見せてしまいます。
まとめ
マンションの部屋をより広く見せるコツをご紹介しました。
明るい色を基調にしたカラーコーディネート、床が見える脚付きの家具、そして、高さを考えた家具の配置などにより、マンションの部屋を広く見せることは可能です。
住んでいるマンションで部屋の狭さを感じている人や、これからマンションで新しい生活を始めようとしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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