不動産の構造にはさまざまなものがありますが、今回はそのなかでも「木造」という構造にスポットを当てて、木造にはどんなメリットとデメリットがあるのかを解説していきます。
不動産購入を検討しており「どんな構造の建物を選ぶか」を迷っている方は、ぜひ今回の情報を参考にしてください。
木造の不動産を選ぶとこんなメリットがある!
木造の不動産を選ぶ最大のメリットは「他の構造と比べると建築コストが格段に安い」ということです。
木材自体が安価なほか「木材は軽く基礎工事の手間がそれほどかからない」「鉄骨は耐火処理や防錆処理など下処理の必要があるが、木材は防錆処理不要で、耐火処理も簡単」などの理由でコストが安く済むのです。
その他の木造のメリットは「木材は湿度が低いと水分を放出し、湿度が高いと吸湿するという調湿効果がある」「自然素材ならではの癒し感があり、あたたかく落ち着いた空間を作れる」といったものもありますよ。
また、かつては「木造構造は耐震性が低い」などとも言われてきましたが、近年の木造はかなり耐震性・耐久性が向上し、この点の不安もほとんどなくなっています。
とくに、2000年に改正された新耐震基準の木造住宅は耐震性が高く、震度7の地震が2回発生した熊本地震でも「著しく被害を受けた地域でも、建物の倒壊数は1ケタ(7棟)であった」という調査結果が出ています。
木造の不動産を選とこんなデメリットがある!
木造の不動産を選ぶことには、メリットだけでなくデメリットもあります。
代表的なデメリットとして挙げられるのは「防音性能が低い」「シロアリなどの害虫被害が出るリスクがある」というものです。
また「家を建てる職人の腕によって、品質にばらつきが出ることもある」というのもデメリットといえるでしょう。
とくに、柱や梁・筋交を組み合わせて軸組(骨組み)を作って建てる伝統的な在来軸組工法の木造住宅は、仕上がりが職人の腕に左右される部分が多くなります。
あと「強度や耐久性は鉄骨系にはかなわない」というのもデメリットといえます。
前述のとおり、昔よりはるかに耐震性や耐久性が向上しているのは事実ですが、それでも鉄骨系に匹敵するレベルには至っていません。
まとめ
今回は木造の不動産を選ぶことのメリットとデメリットを解説しました。
コストが安く、日本人にとってなじみの深い住宅構造である木造は高い人気を誇りますが、いくつかのデメリットもありますので、その点はよく理解しておきましょう。
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