不動産運用を成功させるには、その建物の詳細をきちんと理解しておくことが大切です。
分譲マンションなどの区分所有建物は、その内容が複雑であり、確認しておくべきポイントがいくつかあります。
今回は、区分所有建物の特徴や売却する際の注意点について、くわしくご説明します。
そもそも区分所有建物とは?不動産売却の正しい知識
区分所有建物とは、建物内に専有部分と共用部分がある、分譲マンションなどの建物のことを指します。
一戸建ての建物などとは違い、建物内のさまざまな箇所が区分分けされて所有権が存在しているのが特徴です。
また、区分所有建物は、区分所有法という法律で定められた二つの条件を満たした建物である必要があります。
一つ目の条件は、専有部分と共用部分の二つが建物内に必ずあることです。
物件として居住者が専有できる箇所を専有部分とし、エレベーターや階段などの居住者全員が共用して使用できる部分が共用部分とされます。
この二つのスペースが建物内にあることが、区分所有建物として認められる条件のひとつです。
そして二つ目の条件は、その建物の登記が一括表題登記と敷地権登記の2種類存在していることです。
この二つの条件を満たした建物が、区分所有建物として表されていることをしっかり覚えておきましょう。
不動産売却の注意点!区分所有建物で確認すべきポイントとは?
区分所有建物を売却する際は、まずは建物の登記情報を確認することが必要になります。
この際、注意点として挙げられるのが、登記簿謄本で情報を確認するのではなく、必ず登記簿抄本を用いて確認することです。
登記簿抄本とは、主に売却する専有部分が記されている登記情報になります。
所有者すべての不動産情報が記載されている登記簿謄本を用いてしまうと、数多くの情報の中から専有部分のみを探し出すことになるため、登記情報を調べる際は必ず登記簿抄本を用いるようにしましょう。
また登記情報だけでなく、もうひとつ確認しておきたいのが、周辺の不動産相場価格です。
物件のリフォームをしてから売却したほうがよいイメージを持たれている方も多いかと思いますが、実際はそこまで必要がなく、きちんと不動産相場にあった価格に設定することが重要になります。
というのも、新たに購入するほうがリフォームするかどうかの選択ができるようになるからです。
売却する際の注意点としては、事前に周辺の類似物件の相場を調べ、その建物に見合った価格設定をきちんと把握し、その不動産価値を適切な価格に設定して損しないことが非常に大切になります。
区分所有建物を売却する際は、これらの注意点を十分考慮するようにしましょう。
まとめ
きちんと建物の特徴を理解しておくことで、不動産売却は一段と賢く運用できるようになります。
区分所有建物を売る際は、登記情報や周辺の不動産相場など、事前の下調べをしてしっかりと注意点を踏まえ、上手に売却できるようにしましょう。
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