リースバックで売却をおこなえばその後も同じ物件に住み続けられることから、利用を前向きに検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、リースバックの利用にあたってはいくつかの注意点があるため、慎重に検討することをおすすめします。
そこで今回は、リースバックの注意点、トラブル事例や対策についても解説します。
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リースバックの注意点は?
リースバックを利用する際の注意点として挙げられるのが、通常の売却よりも買取価格が低いことです。
スピードを持って物件を売却できるメリットはありますが、通常の不動産売却をした場合の引っ越し費用なども考慮して価格を見極める必要があります。
リースバックでは、資金に余裕が出てきたら再度その物件を所有する「買戻し」も可能ですが、買戻価格が売却価格よりも高く設定されているケースもあります。
買戻し価格は一般的に売却価格の1.1倍〜1.3倍程度の価格となるため、この目安を超えることはないか事前に確認しましょう。
また、リースバック後の賃貸期間にも制限があることが多く、いつまでもその物件に住み続けられるとは限りません。
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リースバックでよく起きるトラブル事例は?
リースバックでよくあるトラブルのひとつが、入居中に家賃が支払えなくなるケースです。
そもそもリースバック物件の賃料は周辺相場より高く設定されていることが多く、さらに入居中に賃料を上げる業者も存在します。
勝手に売却しないと約束していたにも関わらず、リースバック業者に勝手に売却されてしまうこともあります。
所有者が変わることによってすぐに影響が出ることはありませんが、その後の賃貸借契約の更新を拒否されることがあるかもしれません。
また買い戻し価格が高額に設定されており、いざ買い戻ししようと思っても費用が確保できず諦めざるを得ないといったトラブルも考えられます。
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リースバックのトラブルを防ぐ対策とは?
リースバックでのトラブルを防ぐためには、事前にリースバック契約書をしっかり確認することが大切です。
普通借家契約なのか定期借家契約なのかを確認し、長く住み続けられる契約となっているのかを確認しましょう。
リースバックでの売却は通常の売却より価格が下がることが多いため、適正な売却価格であるかどうかもあわせて確認しておきたいところです。
また、リースバック後の毎月の家賃は「買取価格×7~13%程度÷12か月」で算出できます。
家賃の滞納をしないためにも、毎月支払える家賃なのかどうかも事前に把握しておくと安心です。
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まとめ
リースバックを検討する際は、買取価格、買戻価格、賃貸期間の3点に注意することが大切です。
売却によって一時的に利益を得られますが、入居中に家賃が支払えなくなるといった事例もあるため、余裕を持った資金計画を立てるようにしましょう。
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株式会社フォーラス&カンパニー スタッフブログ編集部
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